どのように宝塚を楽しむかは、もちろん個人の自由です。
ですが、この辺押さえとくともっと楽しめるかも…ってところをお伝えします!
(初めての観劇ということを想定して書きます)
自分が観るのは何組だ…?
お目当ての組があってその演目を選んだのならこの心配はありませんが…
特に何も知らないけれど、たまたまチケットが手に入ったから観に行く!っていうこともあるかもしれません。
宝塚には5つの組があり、1つの公演につき1つの組が出演します。
誰が出演するのかチンプンカンプンな状態で観劇に臨むよりは、ほんの少しでもその組についての知識があるとより楽しめます。
これから自分が観る組の主要なメンバー(トップ含めてせいぜい3~4名)をちらっと予習しただけでも、楽しさが増すのではないでしょうか。
トップ含めてせいぜい3~4名というのは、トップスター・トップ娘役・2番手・3番手(or別格スター)あたりを指します。
これについては「スターシステムとは?」で詳しく説明していますので併せてご覧ください^^
あとは、お芝居の大体のあらすじを頭に入れておくとより理解しやすくなるでしょう。
どうやって予習する?
予習と言っても、大げさに捉えないで下さいね!
宝塚では、全ての公演で必ず公演プログラム(¥1,000)が販売されています。
それを見ると…
●トップスターとトップ娘役は大きなスチール写真
●2番手はトップより一回り小さいスチール写真
●3番手(or別格スター)は2番手より更に一回り小さいスチール写真
で掲載されています。
それ以降は、下級生になるにつれてどんどん小さい写真になっていくので、序列が一目瞭然!
公演プログラムには、
●主な配役(写真付き)
●その他全員の配役
●出演者全員の写真
●お芝居のあらすじ
●主題歌の歌詞
●稽古場風景(宝塚大劇場版のみ)
●舞台写真(東京宝塚劇場公演版のみ)
などが掲載されています。
幕間の休憩中に、気になった生徒さんをチェックしたり、あらすじを読み返してみたり…
開演前の予習、休憩中に気になった生徒のチェック、帰宅後に読み返して余韻に浸る…などなど、とにかく大活躍の公演プログラム!
何より、観劇の記念になります。
買って損はありません。というか、買った方が楽しめますよ^^
下級生にも注目!
まだ台詞も貰えない下級生、所謂「その他大勢」の生徒たち…たくさんいます。
ですが、舞台の端っこで面白い小芝居をしていたり、ショーでは端の端でも笑顔を忘れず、全力で輝こうとしています!
もし、「おっ!あの子輝いてるな」と思う生徒がいたら、将来のトップスターの卵かもしれませんよ^^
拍手のタイミングなど、気負わなくて大丈夫!
宝塚の公演は、拍手が多いと感じるかもしれません。
初めて宝塚を観た友人で、「拍手のタイミングが分からず、緊張した」と言った人がいました。
ですが、あまり気負わないで下さい!
一応説明しておくと…
●最初にトップスターが登場した時
●歌を一曲終わった時
●ショーで銀橋渡りをしている時
などに拍手が起こることが多いですが、明確な決まりはありません。
他には、
◯その日が誰か(生徒)の誕生日←これで拍手が起こるのは稀ですが
◯この公演で退団する生徒に向けて
◯休演から復帰した生徒の登場
なんかに拍手が起こることもあります。
ですが、初めて観る人にとってはそんなの知る由もありません…!
拍手は、強制ではないのです。
周りが拍手し始めたらなんとなく合わせて拍手すればいいし、かといって無理にする必要もありません。
実際、オペラグラスを覗くのに夢中で、拍手どころじゃない時もあります。笑
とにかく、拍手に関してはさほど気にすることはありませんよ^^
とにかく、楽しもうとする姿勢が第一!
観劇すると決まったなら、とにかく楽しまなければ損です。
周りのお客さんの迷惑にならないように気をつけつつ、自分のペースで楽しんで下さい^^
観劇時のマナーについてはこちらの記事↓から御覧くださいね^^
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