宝塚を観てみたい!

観劇時のマナーを教えて!

初めて宝塚を観に行くことになったけど、何か暗黙のマナーがあるのでは・・・!?と心配している人は多いかも。
私も初めて観劇する事になった時はかーなりドキドキしました。

でも、宝塚だからと言って特別変わったマナーがあるわけではありません^ ^

ですが、最低限守るべきルール、なるべく気をつけたいこと…など、私が気づいたことをまとめたいと思います。

まずこれだけは押さえよう!

上演中の撮影・録音禁止

これは映画とかでも同じですね^^
著作権の関係もありますから、絶対にしてはいけません!!

但し、開演前の劇場内の撮影はOKだそうです(以前係の人に伺いました)^^

携帯の電源オフ

以前、ものすごーく緊迫した場面で、陽気な着信音が鳴り響いていた事がありました…。
観客も「?」と思って音の鳴る方を気にしたり、何よりも舞台上の演者たちの集中力が切れてしまいます

音は鳴らないにしても、上演中に携帯を出して時間の確認をしたりするのも画面の明かりが気になってしまうもの。

本人は鞄の中で隠しているつもりでも、意外と周囲がぼわぁ…と明るくなっているものです(^^;

開演前に席に着く

いざ開幕して、「さぁ観るぞ!!」と一気に集中して徐々にお話に入り込んで行く最中に、「すみません、ちょっとすみません…」と遅れて入って来る方が自分の座席列にいたら…?
その場合、足をよけて通路を作ってあげなくてはなりませんね。

前後の座席間もそんなに広いわけではないので、そんなにすいすいと進めるわけではありませんから、よけたり通過するのを待っていたりすると、「大事な場面見逃した…」ってことになりかねません。

なので、なるべく時間に余裕を持って劇場に到着するようにしましょう。
因みに、開場時間は開演30分前です^^

トイレを済ませたり、プログラム買って読んだり、オペラグラスの調整なんかをしていると30分くらいすぐ経ってしまいますよ^^

荷物は小さくまとめる

荷物は基本的に座席の下に置くことになりますので、あまりかさばる荷物を持っていると通路の妨げになってしまいます。
遠方からの観劇で大きな荷物やキャリーなどを持っているときは事前にコインロッカーに預けておくと安心です^^

ただし、劇場内のコインロッカーに預ける場合、劇場の閉館時間までに取り出さなくてはなりません

なので、終演後遅くまで周囲を散策したり、出待ちをしたりするならば駅のコインロッカーを利用した方がいいと思います。

上演中の私語は慎む

これ、意外と気になるんです。

公演に関係ない話はもってのほかですが、「え?今なんて言ったの?」とか、「今のってどういう意味?」とか、そういう会話も近くの席の人は結構気になってしまうものです。
家でテレビやDVDを見ているときならばいたって普通のことですが、劇場内では極力避けましょう。

聞きたいことが出てきたら、休憩中や終演後に…☆

前のめりに座らない

これは、実際に体験してみないといまいちピンとこないかもしれないのですが、背もたれに背を付けずに前のめりになると、これまた後ろの席の人にとっては頭が邪魔になって見づらくなってしまいます。
前のめりになっていなくても、やけに姿勢が良くても見づらかったり(^^;

宝塚では、開演前に係の人がプラカードを持って「背もたれに背をつけ、前のめりにならないようにしましょう」と注意を呼びかけています。

特に、2階席は座席の配置自体に傾斜があるため、前のめりになった時の見づらさが顕著に現れますので注意しましょう!

このあたりも配慮しよう!

前の座席を蹴らない

これは映画館でも言われますね^^
観劇中に限らずとも、座席をドスドスされたら誰だっていやですよね!

観劇中は帽子を脱ぐ/頭頂部にボリュームのある髪型はしない

帽子やお団子ヘアなどは、後ろの席の人の視界の妨げとなります。

実は私自身、何もかも無知だった頃…何も考えずお団子ヘアで行ってしまい、幕間に「前の人の髪型で見づらくて…」という声を聞いたことがありました(^^;

直接注意されたわけではありませんが、慌てて髪型を変えました…。
それ以降、なるべく後ろの人の視界の邪魔にならない髪型を心がけています^^

上演中にバッグをガサゴソしない

上演中に鞄をガサガサすると、音も気になりますし、結果前のめりになる事にもなります。

ですので、上演中に必要になりそうなもの…
例えば、ハンカチ(感動して泣いちゃうかも!)・ティッシュ・オペラグラスなどは予め膝の上に置いておいたほうがいいでしょう。

あとは、喉が痛かったり咳き込むようであればのど飴とか。
飲食禁止とはいえ、のど飴くらいはOKです^^


いかがですか?

たくさん挙げましたが、どれも宝塚独特のルールではなく、あくまでも「他の人の迷惑にならないように」という配慮の数々です。

劇場に来ている人は皆楽しみにしているのですから、お互い気持ちよく観劇できるように心がけましょう^^