<公演日程>
宝塚大劇場 | |
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公演期間 | ~ |
東京宝塚劇場 | |
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公演期間 | ~ |
『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』
原作/バロネス・オルツィ「紅はこべ」(原題:The Scarlet Pimpernel)
潤色・演出/小池 修一郎
主演/紅 ゆずる、綺咲 愛里
<解説・あらすじ>
1997年にブロードウェイで初演後、大ヒットを記録したミュージカル「THE SCARLET PIMPERNEL」。
宝塚バージョンのオリジナルを加え日本初上演した2008年の星組公演は、フランク・ワイルドホーンの名曲の数々と共に、冒険活劇としての面白さ、すれ違う夫婦の心理描写をドラマティックに描いて絶賛を博し、第16回読売演劇大賞優秀作品賞、第34回菊田一夫演劇大賞を受賞致しました。
続く2010年の月組による公演も大好評を収め、その後も再演の呼び声の高い傑作ミュージカルが、7年振りに宝塚歌劇の舞台に甦ります。
新トップコンビ紅ゆずると綺咲愛里を中心とした新生星組が刻む『THE SCARLET PIMPERNEL』の新たな1ページに、どうぞご期待下さい。
18世紀末のフランス。虐げられてきた民衆が自由を求め立ち上がったフランス革命の勃発から数年が経ち、革命政府の統治下で多くの貴族たちが次々に断頭台へ送られていた頃。
恐怖政治に反感を抱くイギリス貴族パーシー・ブレイクニーは、イギリスで赤い星型の花を指す“スカーレット・ピンパーネル”と名乗ってその正体を隠し、無実の罪で捕らわれた貴族達を国外へと逃亡させる活動を行っていた。
革命政府の公安委員ショーヴランは、一刻も早くスカーレット・ピンパーネルの正体を突き止めようと躍起になっていた。
一方、パーシーとの結婚を控えたコメディ・フランセーズの花形女優マルグリットは、イギリスへ渡る前の最後の舞台に立つ。
しかし、舞台上で革命政府を批判する言葉を発したマルグリットは、ショーヴランから劇場閉鎖を命じられてしまう。
そして、劇場の再開許可が欲しければ反共和派の貴族サン・シール侯爵の居所を教えるよう、ショーヴランから迫られるのだった。
かつて二人は革命を共に闘った同志であったが、マルグリットは理想とはかけ離れた政策を推し進める共和派を見限った過去を持っていた。
一度はショーヴランの要求を撥ね除けたマルグリットだったが、侯爵に危害を与えないことを条件に居所を教えてしまう…。
イギリスで、パーシーとマルグリットの結婚式が大勢の参列者に囲まれ華やかに挙行される。
幸せの絶頂のパーシーのもとに、スカーレット・ピンパーネルの協力者であったサン・シール侯爵が処刑されたとの報せが届く。
しかも侯爵の居所を密告したのはマルグリットだというのだ。それが真実だと知ったパーシーは妻への愛と疑念の狭間で苦悩する。
ルイ16世の遺児ルイ・シャルル奪還を最大の目的としていたパーシーは、やがて信頼できる仲間達に自らの正体を明かし、共に立ち上がって欲しいと訴える。
パーシーはマルグリットに真実の姿を隠したまま、高き理想を胸に抱いた仲間と共にドーヴァー海峡を渡り、パリへと向かう──。
<主な出演者・配役>
主な配役 | 新人公演 | ||
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パーシヴァル・ブレイクニー【英国貴族。通称パーシー】 | 紅 ゆずる | 天華 えま | |
マルグリット・サン・ジュスト【元女優。パーシーの妻】 | 綺咲 愛里 | 有沙 瞳 | |
ショーヴラン【『スカーレットピンパーネル』探索のスパイ】 | 礼 真琴 | 遥斗 勇帆 | |
マクシミリアン・ロベスピエール【フランス共和政府指導者】 | 七海 ひろき | 綾 凰華 | |
プリンス・オブ・ウェールズ【英国皇太子】 | 英真 なおき | 颯香 凜 | |
ドゥ・トゥルネー伯爵夫人【シュザンヌの母】 | 万里 柚美 | 華鳥 礼良 | |
ピポー軍曹【フランス共和政府の軍人】 | 美稀 千種 | 天路 そら(※) | |
アントニー・デュハースト【『スカーレットピンパーネル』のメンバー】 | 壱城 あずさ | 桃堂 純 | |
シモン【靴屋。ロベスピエールの崇拝者】 | 如月 蓮 | 朱紫 令真 | |
イザベル【コメディ・フランセーズの歌手】 | 白妙 なつ | 華鳥 礼良 | |
アンドリュー・フォークス【『スカーレットピンパーネル』のメンバー】 | 天寿 光希 | 夕渚 りょう | |
ケイト【アントニー・デュハーストの恋人】 | 音波 みのり | 星蘭 ひとみ | |
ドゥ・トゥルネー伯爵【フランス貴族】 | 大輝 真琴 | 天翔 さくら | |
アン【オジーの恋人】 | 愛水 せれ奈 | 七星 美妃 | |
ジェサップ【パーシーの執事】 | 輝咲 玲央 | 隼 玲央 | |
メルシエ【ショーヴランの部下】 | 瀬稀 ゆりと | 彩葉 玲央 | |
ルネ【パリからの亡命者】 | 紫月 音寧 | 美丘 安里 | |
シュザンヌ【アンドリュー・フォークスの恋人】 | 夢妃 杏瑠 | 天彩 峰里 | |
サン・シール侯爵【パーシーの友人】 | 夏樹 れい | 夕陽 真輝 | |
座長【コメディ・フランセーズの座長】 | 夏樹 れい | 颯香 凜 | |
オジー【パーシーの友人】 | 十碧 れいや | 湊 璃飛 | |
アンヌ【パリからの亡命者】 | 空乃 みゆ | 天乃 きよら | |
エルトン【パーシーの友人】 | 麻央 侑希 | 天希 ほまれ | |
クーポー【ショーヴランの部下】 | 漣 レイラ | 希沙 薫 | |
公安委員 | ひろ香 祐 | 煌 えりせ | |
ジュリー【エルトンの恋人】 | 紫 りら | 桜里 まお | |
アルマン・サン・ジュスト【マルグリットの弟】 | 瀬央 ゆりあ | 極美 慎 | |
ジャンヌ【シモンの妻】 | 音咲 いつき | 澪乃 桜季 | |
ファーレイ【パーシーの友人】 | 紫藤 りゅう | 蒼舞 咲歩 | |
公安委員 | 桃堂 純 | 草薙 稀月 | |
ペギー【ファーレイの恋人】 | 華鳥 礼良 | 二條 華 | |
ハル【パーシーの友人】 | 綾 凰華 | 碧海 さりお | |
マリー・グロショルツ【アルマンの恋人】 | 有沙 瞳 | 小桜 ほのか | |
ベン【パーシーの友人】 | 天華 えま | 天飛 華音 | |
キューピット | 美丘 安里 | * | |
サリー【ハルの恋人】 | 小桜 ほのか | きらり 杏 | |
ポリー【ベンの恋人】 | 天彩 峰里 | 彩園 ひな | |
ルイ・シャルル【ルイ十六世の遺児】 | 星蘭 ひとみ | 澄華 あまね |